もっと　もっと！: 2005年11月アーカイブ

奇跡の夜

その夜、愛知県のどこかにある動物病院で、小さな奇跡がおきた…

王様のレストラン（なつかしー）風にはじめてみました。
なつかしーと書きながら、最近再放送してたんで使ってみたんですけど（笑）

さて、奇跡をおこしたのは、このお方。

なんともすがすがしいお顔です。
昨日のミラクルな出来事を覚えているのかどうかわかりませんが、
なんだか、やりきった顔をしています。

さて、どんな奇跡が起きたかというと…

さくらが行っている動物病院は、入り口のドアの後に半畳ほどのスペース、
そしてそこからまたドアがある構造になっていて、ドアはどちらもガラスです。
動物病院に入る時に、ドアのすぐ横の待合室の椅子に
小学校低学年の姉妹が座っているのがガラスごしに見えました。

あぁ、まずいなぁ…

と、その時思った私。
というのも、さくらは子犬の時に公園で遊んでいる時に脱走してしまい、
公園の外で遊んでいた小学校２，３年生くらいの女の子2人が
「まかせて！つかまえてあげる！」
と言って追いかけて、どこかのお家のプロパンガスを置いてある場所に
追い詰めて見張っていてくれたんです。
無事にさくらはつかまったんですが、
子供に追いかけられたことが相当怖かったらしく、
ガスの隣でガタガタ震えておしっこちびっていたさくらさん。
それ以来、子供が怖くて怖くて仕方なくなっちゃったんです。
この件がさくらさんのトラウマになってしまったようで、
特に３，４歳～小学校低学年の子供は絶対にダメになってしまいました。

そういうわけで、ドアを開けるときにもリードを短く持って、
なるべく子供の方に気がいかないようにしようとしたのですが、
ドアが開いた瞬間に何故か女の子達に擦り寄っていくさくら…。
さくらじゃなくって、女の子達がびっくりしてちょっとひいていました。
ごめんね、と言って少し離れた所に座ったんですが、
さくらさんは女の子達のところへ行きたくて仕方なくって、
気をつけてそちらに行かせてみたら…

うえのお姉ちゃんの方に寄り添って座っている！
その子も最初は怖かったみたいなんですが、
すぐに慣れて、さくらの頭をずっと撫ぜ撫ぜしてくれました。
そして、次にさくらさん、妹さんとお姉ちゃんの間に座りました。
そして、妹さんにも頭を撫ぜられるさくらさん。
ミラクルです。まさに奇跡です。
さくらさん、トラウマになった事件以来、初めての奇跡でした。
姉妹のお母さんにもその事を話すと、
これで子供が好きになってくれるといいね、と言ってくださいました。
ハムスターを連れていらっしゃったのですが、
ワンちゃんもほしくなっちゃうね～と言ってくださいましたよ～

その姉妹さんも最初はさくらが怖かったようなので、
お互いにワンちゃんが怖くない、子供が怖くない、って思ってくれたら
とっても嬉しいなぁ～

最後に、さくらさん子犬の頃の大好きな一枚♪