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2005年05月26日

愛・地球博 パート2

愛・地球博 パート1」からの続きです。
午後4時頃から、グローバルコモンのパビリオンがかな~り空いてきました。
それまではごく稀に待ち時間なしの所があるものの、
大抵が30分前後、長いところだと90分の待ち時間だったのですが、
この時間帯から長いところで30分くらいになってきました。
早速待ち時間のないもの、少ないものから順に見ていきます。

パート2の写真は夜になってからの建物の写真を集めてみました。

それまで「森林体感ゾーン」にいて、そこから近かったので、
グローバル・コモン3から見始めました。
ということで、今回はグローバル・コモン3の感想を書きたいと思います。

グローバル・コモン3の中で印象的だったのは、イタリア館です。
1998年にイタリアのシチリア島沖で漁師が偶然発見した
2400年前のブロンズ像「踊るサキュロス像」が展示されています。
行く前にちょうどテレビで見たのですが、発見された時サキュロス像の周りは
何層にも錆が出来ていて、それが本体を保護する形になっていたとか。
修復に5年を費やしたと言っていたので、イタリア本国でも見学できるように
なったのはつい2年前からのようです。
今回初めて国外に出た「踊るサキュロス像」ですが、
万博で展示するにあたってのイタリア側からの要求はただひとつ。

ショーケースの中には絶対に入れないで欲しい

国宝ですよ!?なのに、ショーケースに入れないでってのが要求だとは、
かなり驚きました。ショーケースに入れない場合、室温が重要だそうで、
室内の温度は誤差1,2度で同じ温度になるように管理されているそうです。
ショーケースにも入ってない「踊るサキュロス像」が展示されていました。
じっくり見たい気分でしたが、人が流れているので、
サキュロス像の周りをぐるっと歩きながら見て終了。
なかなか神秘的なブロンズ像でした。

そうそう、ブロンズ像ってテレビでも見て、自分でも言ってるのに、
何故か「石像」をイメージしてしまっていた私
中が空洞な事に驚いてから、「あっ!ブロンズ像じゃん!」と気付きました。
はずかし~ぃ(*ノノ)
ちなみに、「踊るサキュロス像」は撮影禁止ですが、
模型で作った石像のサキュロス像もあり、こちらは撮影OKです。

イタリア館では展示を見終わった後、2Fのカフェでコーヒーを飲みました。
そうそう、ここに入るまで地図で「食品」系のマークがついているところを
探しては食べ物や飲み物を探していた私達ですが、
外国館の中にカフェやレストラン等がある事をこの時初めて知りました。
ブルガリアではヨーグルト、イタリアではカフェとパニーニといった
各国特有のお料理や飲み物等が楽しめます。
お昼ごはんもこういうところで食べれば良かったなぁ…

グローバル・コモン3ではだいたい半分くらい見学する事が出来ました。
ぱっと見た感じでは、ドイツ・スペインあたりが遅い時間になっても
待ち時間が多く、人気の館だったように思います。
次回、見ていないところに行ってみたいなぁ~

では、続きはまた次回に!

 愛・地球博 EXPO 2005 AICHI ,JAPAN

[ グローバル・コモン3 ]
イタリア館★ ギリシャ館 クロアチア館 リビア館 スペイン館★
チュニジア館 ドイツ館★ トルコ館★ フランス館★ ブルガリア館★
ボスニア・ヘルツェゴビナ館 モロッコ館★ ヨルダン館 EXPOエコマネーセンター

★マークの館はお料理や飲み物が楽しめるところです。

posted byのあ : 2005年05月26日 09:05

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